くろっちのことを思い返せば
2年前、くろっちは、お外の野良猫で去勢もされておらず、痩せていて、
地域の猫ボラさんが虚勢のために捕獲した時から、すでに顔がひどく変形した猫でした。
捕獲後、去勢と顔の治療を病院にお願いしました。
当時は「猫同志の喧嘩の傷が化膿した」と、餌をあげていた方もそう思っていたようです。
去勢手術をした後、顔の化膿の治療の為に21日間、入院していました。
入院の間に、抗生剤を毎日注射することで、顔の腫れも少し良くなっていました。
治療と言っても、威嚇が凄くて、直接顔に触れることができず、注射をするだけでした。
獣医さんも「目ヤニすら拭いてあげられなくてもどかしい」と仰っていました。
口腔内の炎症も酷く、歯肉炎が全体に広がり、左の歯はすべて抜けてしまっているとのことでした。
どうも喧嘩の上での傷の悪化ではなかったようでした。
21日間の入院で、だいぶ顔が綺麗になり退院できることになりました。
でも退院は、夏の猛暑の時期でした。
当初、黒っちの保護に携わって下さったKさんもIさんも預かる事が出来ない状態、
かといってリリ-スをすると言っても、暑い時期だったので、傷の悪化は必至と思われました。
2014年8月6日、くろっちはは退院し、我が家で預かることになりました。
威嚇がもの凄くて、触ることすら、話しかけることすら、できなかったくろっちでした。
当初は、涼しくなるまでと考えていましたが、ここまで関わったくろっちの顔の傷は
私たちが、なんとかしてあげなくてはいけない、という気持ちが日に日に強くなり、
人間に慣れ、治療をしてあげられるようにしようと決意しました。
毎日語りかけ、傷だらけになりながら徐々に触れるようになり、
そして1年が過ぎて、くろっちは徐々に心を開いてくれるようになりました。
今ではむしろすっかり甘えん坊になり、枕の上に乗り頭をくっつけて一緒に寝るまでになりました。
そして、病院にも連れていけるようになりました!
2015年10月2日、念願の奥歯辺りの腐った骨の切除手術をしました。
頭が良くて、ご飯にお薬を混ぜると決して食べてくれないので
抗生剤は注射で、何とか化膿を止めて来ました。
そしてその注射の抗生剤もやはり抗体ができてしまい、
手術して患部を切除するという選択肢しか、くろっちがこの先も暮らしていける道が無いという、
来るべくしてきた問題に直面することになってしまいました。
今ここです。

私の横でスヤスヤ眠るくろっち
くろっちは、まだ6歳くらいです
大好きな大好きなタミとこれからもまだまだ楽しくのんびり暮らさせてあげたいです
この寝顔をもっともっと見ていたいです
くろっち、手術がんばろうね!!
もこ太とくろっちの医療費が膨らんでしまいました。
皆様のご支援をいただけましたら、大変有り難いです。
お振り込み先
ゆうちょ銀行
【店名】〇〇八(ゼロゼロハチ)
【店番】008
普通預金 1847968
マツシマ マナツ
三井住友銀行
【店名】 池袋支店
普通口座 2623436
マツシマ マナツ
もこ太は、日に日にどんどん低下しています。
下痢が酷く、体力も消耗しています。
ご飯は少しずつ食べますが、途中で疲れてねむってしまいます。
とにかく下痢が酷いので、今日も病院に行ってきました。
うさぎにとって、下痢は致命的な疾患で
とにかくこの下痢をなんとかしなくては、もこ太は死んでしまいます。
もしかしたら、かなりの高齢なのかもしれないのですが
とにかくできることはすべてやります。
目の治療より、腸に集中することにしました。
脱水が酷いので、朝晩の皮下点滴、腸の粘膜を修復するお薬投与、
とにかくカロリーを摂らせる食事管理、
うんちで汚れた足を洗ってストレスを無くして、同時に足湯で身体を温める
肺炎で亡くしてしまった、ナツオの二の舞にならないようにしたいです。
ナツオは、すべてが後手後手になってしまった気がしています。
ナツオが死に向かって落ちていくのを、私は止めてあげることができませんでした。
ナツオの死を、私は生かさなくてはいけない。

また、食べながら眠ってしまった・・・
さぁ、起こして足を洗おうか